こんにちは。
マスターの松原です。
実は先月、理美容教育出版さんが刊行している業界誌のインタビューを受ける機会がありました。
担当者の方からお電話をいただいた当初は(僕自身が大した事が言えないもので)お断りしようかとも思ったのですが…オファーを頂いた雑誌は、長く愛されている業界誌であり、自分が長年携わっているこの業界への貢献と、業界内の現状をもっと知りたい、という思いもあってオファーを受けさせていただく事にしました。
担当の方が気さくな方で、普通の会話形式で小一時間取材を受けさせていただきました。
しかしこの内容で掲載されて大丈夫なの??と不安になっていましたが、仮の原稿を読ませていただいてびっくり!
この僕のたどたどしい言葉が、意訳され綺麗にまとめられているではないですか。さすがです。
楽しく取材を受けさせていただき、いろいろなお話も聞けて大変貴重な経験をさせていただきました。
今月発売された理美容教育出版社「PROF RIKEI」11月号に掲載されています。
当店にも置いてありますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
業界誌などは、手に入れるのも読む機会も少ないですからね。
PROF-RIKEI- 11月号
https://www.ribiyo.co.jp/magazines/prof/
顔がぱんぱんの松原オーナーと美人スタッフ2名。
こんにちは。
マスターの松原です。
先日いつもご来店いただいているお客様より、頭皮にできる赤みや湿疹がなかなか消えない、治らないとのご相談を受けました。
頭皮のトラブルは薬剤によって起こってしまうものもありますが、そうでない場合”ご家庭でのシャンプー方法”が原因のものも多いような気もします。
湿疹や赤みが気になる方のシャンプー方法を聞くとほとんどの方が
①シャンプー剤を何プッシュも使用して泡立たせている。
②頭皮にはリンスをつけず、しっかり流せば大丈夫。
③シャワーヘッドを壁に掛け、両手で流している。
①は髪の毛の量や長さに比例して、使用量は異なると思いますが、基本的にショートなら1プッシュ、ミディアム~ボブは2プッシュ~2.5プッシュで必要十分な量です。肩以上の長さになるとそれ相応に使用量も増えていきます。
②に関しては、リンスを頭皮につけないのは良い事なのですが”リンスを頭皮に付けなければ”という考えに固執してしまいがちな場合が多く、リンスの手触りを残したいが為に流しがおろそかになってしまう方も多いように思えます。
③は結構な方がこの方法でシャワーをしていると聞きますが、壁に掛けた状態のシャワーヘッドから放出される湯量はとても弱く、少量です。高い位置から、しかも拡散された湯を浴びたとしてもシャンプー剤やリンスは落ちづらいです。そういった使い方をされていると背中にもニキビが出来やすいようですよ。思い当る方も多いのでは…?
以上をまとめると”シャンプーつけすぎ”や”シャワーの当たりが弱すぎ”が大きな要因だと考えられます。
改善方法としてはまずシャンプー剤の使用量を減らす事が考えられるのですが、毛量の多い方や脂性の方は少量だと泡立ちが悪いのも事実です。その場合はたくさんつけようとせずに2度洗いしましょう。1度目はシャンプーをサッとつけてサッと流し、2度目でしっかり洗うようにします。1度シャンプーをつけて流しているので、2度目の泡立ちは良いはずです。
シャワーの使用方法も変えましょう。シャワーは流したいところに近づけなければ、水量や水勢、汚れを浮かせて流すという本来の効果を発揮できていません。
しかもシャワーヘッドを壁に掛けて使用していては、頭頂部にはお湯が当たりますが、耳周り、後頭部~首すじに満足な量が当たっていません。
シャワーヘッドを片手で持ち、流したい箇所にピンポイントで近づけて空いた方の手で爪を立てずに頭皮をしっかり掻きましょう。
それでも泡立ちの悪い方は”透明なシャンプー剤”選んで使ってください。
色のついたものより泡立ちが良いです。
シャワーヘッドを駆使し、シャンプーもリンスもとにかくしっかり流す事が重要です。
シャンプーの仕方は人それぞれで、なかなか他人のシャンプー姿を参考にする機会が少ないため、良し悪しが分からない場合が多いですからね。
ちなみにサロンのシャワーは水量、水勢は強く作られています。しかも拡散せず頭皮に真っ直ぐ当たりますので汚れやシャンプーは良く流れ落ちます。
↑当店のシャンプー台です。水勢が拡散してないのがわかります。
以上の事に気をつければ、軽い症状であれば改善していくと思います。
実際に何人かのお客様に試していただき、改善されたケースがほとんどです。
それでも赤みや湿疹ができてしまう方は皮膚科への通院をおすすめします。
フケ、かゆみ、抜け毛なども改善されると思います。
いくら頭皮のケアをしていても、シャンプーの方法によっては台無しになってしまいかねません。
ご相談があればいつでも承りますのでお気軽にどうぞ。
長くなってしまいましたが、ご参考にしていただければと思います。